辰の叫び

辰年生まれ男のブログ、心の叫びです。スキー、栗菓子等の趣味の話から、三島での生活、子育ての奮闘記等々。

子宮頸癌予防!?

最近、子宮頸癌予防を良く耳にする。

一体何なのか調べてみた。

子宮頸癌」は、子宮の入り口付近、「子宮頸部」にできる癌。

近年では20代後半から30代に急増、若い女性の発症率が増加傾向にある。

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子宮頸癌は、癌による死亡原因の第3位、女性特有の癌の中では乳癌に次いで第2位を占めており、特に20代から30代の女性においては、発症するすべての癌の中で第1位となっている。

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子宮頸癌は、他の癌と異なり、原因が解明されていて、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因。

発癌性HPVは、すべての女性の約80%が一生に一度は感染していると報告があるほど。

HPV(ヒトパピローマウイルス)が発見されたのは1983年。

子宮頸癌を引き起こすパピローマウイルス」を発見した独癌研究センターのハラルド・ツア・ハウゼン名誉教授は、2008年度ノーベル生理学医学賞を授与されました。

この研究成果をもとに予防ワクチンが開発され、現在、世界100カ国以上で使われている。

ヒトパピローマウイルス(HPV)にはハイリスク型とローリスク型があり、子宮頸癌を引き起こすのは発癌性HPVといわれるハイリスク型のみ。

全世界で毎年3億人の女性が発癌性のハイリスク型HPVに感染すると仮定した場合、そのうちの約0.15%が子宮頸癌を発症すると推定されている。

子宮頸癌になるまでには、通常、数年~十数年と長い時間がかかるので、定期的な子宮頸癌検診を受けていれば、癌になる前の状態を発見し、治療可能。

子宮頸癌予防ワクチンは、日本では2009年10月に承認され、2009年12月22日より一般の医療機関で接種することができるようになった。

このワクチンは、すでに今感染しているHPVを排除したり、子宮頸部の前癌病変や癌細胞を治す効果はなく、あくまで接種後のHPV感染を防ぐもの。

このワクチンに含まれるウイルスには遺伝子がないので、接種しても感染することはない。

子宮頸癌予防ワクチンは、グラクソ・スミスクラインサーバリックスという注射剤。

10歳以上の女性に、1回0.5mLを0、1、6カ月後に3回、上腕の三角筋部に筋肉内接種する。

日本で接種できるようになったのが最近のため、この薬の認知度を上げるため製薬会社がメディアを使って宣伝したのではないだろうか???

すごい戦略である。

まんまと戦略にはまってしまったのが、この私。。。

金のあるところは違うな~~~!!!

と、違ったところに感心してしまう。

ちなみに今は、自腹で5万円程度。

今後、国が金を出してくれることに期待。

高校の無料化など騒いでいないで、医療費の無料化を検討してもらいたいな~~~!!!

【参考】グラクソ・スミスクライン

【お薬】サーバリックス

【資料】グラクソ・スミスクラインのWEBより。

【WEB】http://allwomen.jp/