インサイド・マンをみた。
銀行強盗犯と警察の応酬を描いたサスペンスである。
スマートな立ち振る舞いで魅せる、捜査官フレイジャー役にデンゼル・ワシントン。
被害銀行の会長から雇われたヤリ手弁護士役にジョディ・フォスター。
そして単なる犯罪者とも思えない強盗団リーダー、ダルトン役にクライブ・オーウェン。
キャストが素晴らしい。
だが、一体何が目的で、銀行強盗をしたのか???
一人の死者も出さず、お金も盗まずに完全犯罪をやってのけるのだが、イマイチすっきりしなかった。人質に紛れ脱出する点や、銀行会長の秘密をなぜ知ったのか等疑問が残る・・・。
この映画で監督が、何を訴えたかったのか?全く分からなかった。
背景に、宗教が絡んでいるようには思えなかったが・・・。