『タイムライン』を観ました。
この原作は、私の好きな作家、故『マイケル・クライトン』!!!
以前、劇場で観ましたが、いつ見てもいい映画です。
ちょっと最後が、感動!!!
マルクと、レディ・クレアとの恋のやり取りは、必見!!
マルクの「同じ言葉を話しているのに、どうして伝わらない‥」って、私には口が裂けても言えないセリフ、、、
この映画に出てくる『ギリシャ火薬』。。。
水をかけるとさらに燃える、、、
ふと思い付くのは、アルカリ金属でも含んだものかなと考えたのですが、この時代にナトリウムやカリウムが簡単に手に入ったとも考えられない。。。
納得いかず・・・
調べてみました。
ギリシア火薬は、東ローマ帝国で使われた古代の兵器だそうです。
本当にあったんですね!!!
「水を吸って燃え上がる」ため『液火』とも呼ばれていたそうです。
この液体の製法は東ローマ帝国の国家機密であったため門外不出とされていたため、帝国の滅亡と共にその製法は失われて、現在に伝わっていないのだそうです。
ただし幾つか仮説が立てられており、おそらく硫黄・酸化カルシウム・石油などの原料を大釜で熱し、サイフォンの原理で吸い上げた物とか、
ナフサに硫黄、松やにを混合したものではないかなど、考えられているそうです。
現在、ギリシア火薬に似た兵器としては、ベトナム戦争などで使われたナパーム弾。
主燃焼材のナフサにナパーム剤と呼ばれる増粘剤を添加してゼリー状にしたものを充填した油脂焼夷弾だそうです。